債務整理しても税金滞納は解消できません
多重債務に陥った場合債務整理によって債務額を軽減されたり、債務が無くなったりすることはできますが、税金だけは免責処分の対象にはなりません。
どういう意味かと言うと、金融負債や買掛金等は債務整理することによって、その仕方によって、例えば任意整理を選ぶか民事再生か自己破産によるか、いずれもその債権者は決定を受け入れる必要があります。
しかし、税金、固定資産や住民税などの滞納はそれによって免責されないのです。
例えば、固定資産を滞納していて、自己破産を選んで裁判所に認められたとします。
その場合は金融機関や取引業者はその決定によって債務者は借金をチャラにできます、買掛金の支払いも同じくしなくていいことになるのです、これを免責と言います。
この免責は税金の滞納には何ら効果はないのです。
借金がチャラになってもそれ以降も税金の滞納は続きます。
税金滞納の解決手段はその税金によって県になるのか市町村役場になるのかの違いはありますが、そこと相談をして解決策を話し合う必要があります。
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