仕事に役立つ宅建の資格を取ろう
宅建は、宅地建物取引主任者の資格を略して言うものです。
宅地建物取引主任者になるにはまず試験に合格しなければなりません。
試験は必ずしも合格率が低い難関というわけではありませんが、不動産取引の様々なルールや、民法、宅建業法、建築業法、都市計画法、借地借家法などの法律の知識を理解しなければならず、初めて学ぶ方にとっては、非常に複雑な内容となっています。
そのため、独学ですとややキツイ場合もあります。
効率よく学ぶためには、専門学校に通ったり、DVDやWEBなどの講座を利用して、プロの講師による指導を受けるのが早いでしょう。
不動産関係の仕事を就いている人は、全てがこの資格を持っていると思われがちですが、実際はそうでもありません。
大手の不動産会社などでは、必ず取得させ、取得できないかぎり独り立ちさせないというところもありますが、たとえば、部屋の賃貸を手掛ける不動産業者ではスタッフのうち1名程度しか保有者がいない場合もあります。
不動産業を営む場合、5人に1人以上の割合で宅地建物取引主任者を置かねばなりませんが、取得者がいなければ、どんなに業務が忙しくても人材を増やすことができなくなります。
そんな時、資格を取得している人がいれば助かるわけで、就職や転職に有利に働くことになります。